デンデラとダイダラボッチ

名作「楢山節考」で知られる、故今村昌平監督の息子である天願大介が監督した作品。

あらすじ。老人を山に捨てる「姥捨山伝説」。前作ではそこまでで終りであったが、本作では捨てられた後の老婆が主人公である。彼女達は死なず、生きていた。集落をつくり、そこで村の人間への復讐に燃えていたのだ。

しかし、そこに凶暴なクマがやってきて……。

非情に賛否両論別れる作品です。個人的には大好きな一本なのですが、ネットでは不評の方が目立つのが残念ですね。何故か。明白ですね。アクション映画に近いノリだからでしょう。

私含め「楢山節考」を見たファンは、同じような悲壮感、哀愁を期待したはずです。が、復讐?クマ?なんでこうなるといった感想を持つはずです。

とはいえ、期待を裏切られたとしても、一本の作品としてみると中々面白いです。老婆とクマが雪山で命がけで戦う映画は、前後も今後含めても恐らく存在しないでしょう。

いや……もう想像以上にクマが強いんですよ。モンスター映画といわれても仕方ないですねぇ。

ただ、本作に於ける映画で核となるテーマは何か。それを見極めるのが難しいです。復讐すべきか、せずに暮らすべきか……そういったテーマですが、熊で全て荒らされる訳で、結局なにがしたいのかと。

自然の猛威がすべてである、そう語っているようにも感じますが。
高知県 浮気調査 探偵